土地は決まったけどこの後どうする? ~建築計画のすすめ~


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土地の候補が決まった、
あるいは取得が終わり本格的に建物の計画に移るお客様から聞かれる言葉が、
「この後、何から手をつけてどんな進め方がいいのですか?」です。

何事もそうですが始めてやることに皆さん不安を覚えますよね。
ましてや一生に一度の大きな買い物となればなおさらです。

そこで今回は私、大森の本業としての出番が来ました!

【建築計画】です。文字は堅苦しいですが肩の力を抜いて読み進めてください。

 

 

私の失敗談

まずは私の失敗談から話をさせて頂くと・・・

22年前に初めて家を建てました。
会社で分譲をした場所に、雰囲気作りも必要だろうと 結婚して子供が生まれる前に作った家です。

1階は流行りのワンルーム的な空間で対面キッチン、
リビング階段から2階は吹き抜けにオープンスペース、
その両脇に寝室と子供部屋、子供は二人かな?・・・   と計画しました。


使い始めて最初の欠点は、対面キッチン自体は良いのですが、
回遊性を持たせようと建物のど真ん中にキッチンを設置したことです。

昼間でも手元が暗く、照明が常に必要なことと、
換気計画も甘く、魚などのにおいが部屋中に回ってしまう点です。

吹抜との位置関係が良ければもう少し光が入りやすかったし、
4方向に窓があれば換気効率も良かったかな と反省しています。
 
また、子供が3人になりましたので部屋数が足らず、
収納に余裕を持たせたつもりでも様々なストックや、おもちゃなど納まるところがなくなり
部屋の中が常に雑然とした感じになってしまいました。

 

 

建築計画のすすめ

細かな部分を言い出せば色々とあるのですが、自分の失敗も教訓にしながら、
皆さまにはプランの検討を始める前に「建築計画」をおすすめしています。

難しく考えずに箇条書きで
今の家の不満点
新しい家でほしい場所や機能  を出来るだけ多く書いてください。

今は、いろいろな画像が検索できるアプリなどもありますので
好きな部屋や外観、
キッチンの収納や洗面のつくり方など
出来るだけ保存しておくと、あとで参考になります。

また、
今持っている家具や家電、
収納の入っている服や食器などの量、
新築した時に買いたい家具や家電なども  あればどんどん書いてください。

 

 

プランニング

お客様は 部分的な「スキ」「嫌い」の判断はできますが
それが全体にどのようにつながるかのイメージまでは難しいことがほとんどです。

建築士は箇条書きや画像のイメージに優先順位をつけて
動線や、光の入り方、風の通り方などを考えながら間取りの作成を進めます。

間取りを考える段階で、建築計画の情報を出来るだけ多くいただけると
計画もスムーズに進みます。途中で変更や迷いが生じたときに立ち返る場所ができ、
お客様の考え方とかけ離れることも避けられます。

もちろん予算的なこともありますが
最初はやりたいことなど、夢を出来るだけ大きくして
建築士にぶつけてほしいと思います。

 

おまかなプランがきまったら

プランが決まってきたら、御見積をいたします。

お伺いしているご要望をもとに標準的な仕様はご提案しますが、ご予算に合わせて、各箇所の仕様は、好きなものを選んでいただくことができます。

・外部(外壁・屋根等)
・内装(床・壁・天井)
・給湯や冷暖房の方法
・電気(生活スタイルに合わせた配線計画、照明計画)
・太陽光や蓄電池   などです
・キッチン・洗面・浴室などの水廻りは、必要に応じてショールームに見に行っていただいてお気に入りのものを選んでいただけます。

御契約時には上記の主な仕様を決めていただくだけで大丈夫です。

契約時や着工前にほぼすべての仕様を決めないといけない会社もありますが、
セイケンハウスでは、色選びや細かいオプションの追加や変更は、建築中の現地を見て進捗に合わせて、必要なタイミングで決めることができます。

決めるタイミングは、その都度ご案内させていただきます。

 

 

御契約にむけて

プランが確定しましたら、地盤調査を行い、地盤改良工事の有無を確認します。

ご予算と、お選びいただいている仕様などを確認させていただき、見積がある程度確定しましたら、御契約の準備を進めさせていただきます。

 

”セイケンハウスの家づくり” のページで家ができるまでの大まかな流れはご紹介していますので参考にご覧ください。 セイケンハウスの家づくり

 



理想の別荘・移住ライフのために

セイケンハウスと青建設計では4人の1級建築士がお客様「らしさ」を出来るだけ表現できるように設計対応していますので是非一度、お問い合わせいただければ幸いです。

 

 

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