住宅・別荘建築のヒント

理想を最大限に叶えるための住宅づくり

作成者: セイケンハウス|2022.05.27


人生の中で最大の買い物ともいわれる住宅づくり。しかし、建築後に失敗したと感じるケースも少なくはありません。

軽井沢・長野にせっかく別荘や住宅を建てるならば、こだわりや理想を最大限表現したいと感じている方も多くいらっしゃいます。

そこで、今回は軽井沢に住む方々のこだわりポイントや実現方法をお伝えします。

目次

住宅づくりのよくある失敗

失敗例を調べると、こんな声がよく出てきます。

 

よくある失敗の声

  • 間取りが使いにくい
  • 収納を工夫すればよかった
  • デザインがイメージと違う
  • 冷暖房の効率が悪い
  • 細かい部分の使い勝手が悪い

ハウスメーカーや建築会社の多くは、決められたカタログや組み合わせの中から、壁紙や設備を選ぶ必要があります。そのため、こだわりのインテリアを想像している方にとっては、ある程度妥協しなければならないシーンが出てきます。

そのため、デザインや設計動線にこだわりたい方は、施工会社を十分見極める必要があります。
自分がやりたいことが実現できる施工会社か確かめて、満足できる家づくりを実現させましょう。

 

こだわり事例と実現方法

住宅を建てた方々のこだわりポイントと実現方法をご紹介します。

家事動線を徹底的に考えた家

  • 家事の効率を徹底的にこだわった事例です。

  • 買い物から帰った時に、すぐに家の中に持ち運べるように設計しています。食材を効率よく運ぶために、玄関から直接、パントリーやキッチンへとつなげたいとの要望がありました

  • 洗濯物もすぐに干せるように設計しています。洗濯室から屋根付きの物干しスペースに、直接出られるように設計。乾いた洗濯物は、そのまますぐ隣りのファミリークローゼットに収納できるようにプランニングしました。

  • また、帰宅後すぐに手洗いができるように、玄関の横に洗面台を配置しています。

 

お気に入りのアンティークドアを取り入れた家

  • 草津温泉の街中の物件です。街の景観にあわせ、和モダンのイメージを採用。将来は、お客さんを呼んでお店も開けたらいいな、との要望から始まりました。
  • 打合せを進めるうちに、解体した古民家の建具を使いたいとの要望がありました。玄関ドアは蔵の引き戸、各部屋は板戸や障子を補修したり、サイズを変更して利用しています。
  • 間取りに関しては、玄関から入った正面に、中庭を作りました。家の半分はリビングと小上がりの和室で来客スペース。残り半分は寝室などを設け、完全にプライベートスペースを切り離した間取りとしました。
  • 設備は、最新のキッチンや遠隔で電源を入れる暖房などを使っています。外出から戻っても、すぐに暖かい部屋で過ごせるようにしています。



気に入った壁紙を貼って、お気に入りの空間づくり

大好きなマリメッコ柄の壁紙(左上写真)
  • お施主様の好きな、マリメッコの代表的な柄を、どこかに取り入れたいというご要望でした。
  • 来客時に目につくような場所は気が引けるとのことで、毎朝必ず目にする寝室横のウォークインクロゼットの1面の壁に採用しました。
異素材を組み合わせた森に溶け込む空間(右上写真)
  • 軽井沢の森の景色を取り込めるリビングにしたいとのご要望から、薪ストーブを中心に、吹き抜け上部まで伸びる大きな窓を設置しています。
  • また、さまざまな異素材をうまく組み合わせた空間を実現。室内の幕板で上部の塗り壁部分を仕切り、塗り壁、ガラス、鉄の薪ストーブ、それぞれ色の異なる板張り壁、板張り天井、造作建具などの異素材を、うまく組み込んでいます。
無彩色のカラーコーディネート(下2枚写真)
  • 無彩色のカラーコーディネートをしたいとのことで、白・黒・グレーのみの配色にしました。
  • 無彩色では全体的に暗くなります。そのため、暗くなりすぎないように、グレーの明るさに気を付けています。クロスのサンプルをたくさん取り寄せ、全体のバランスを見ながら決めていきました。

 

こだわりの内部建具や間仕切り、照明器具

作業に没頭しつつ、家族がみえる仕事空間(左上写真)
  • 手前がお仕事のための部屋。奥が家族のプライベート空間となっています。
  • 仕事部屋から家族の様子は伺いつつ、作業に没頭できるような空間づくりの事例です。きちんと仕切りつつ、気配を感じられるために、透明の建具・間仕切りを採用しました。
南国風の和室を表現(右上写真)
  • 南国風の涼しげな和室が欲しいとの要望があり、襖は南国風、北側の障子は雪見としました。
  • 正面障子の前はカウンターにして、座椅子を置くための板間にしました。
  • 照明器具もお客様のこだわりのセレクトです。
スタディコーナーにもなる多機能な間仕切り(下2枚写真)
  • 手前が和室、奥がリビングで、壁の反対側は子供たちのスタディコーナーになっています。集中できるように座ったときの目線は壁にして、和室との一体感を出すよう家型に間口を開けました。左右の開口部はロールスクリーンを設け、来客時の個室としても使えるようにしています。


痒いところに手が届く、ちょうど良い棚

子供にも使いやすい収納スペース(左上写真)
  • 子供にも使いやすい収納が欲しいというご要望があり、屋根勾配を利用した収納スペースを計画しました。
  • 子供でも手の届きやすい高さで自ら片付けをしたくなるよう工夫しました。
料理本を取り出しやすい、マガジンラック(右上写真)
  • 料理本を収納する場所が欲しいとの要望があり、キッチン横にマガジンラックを造り、いつでも取り出せるようにしました。
既製品ともピッタリ合う収納スペース(左下写真)
  • 既製の洗面カウンターの高さに合わせた収納がほしいとのご要望がありました。
  • 既製のカウンターとフラットになるように、収納棚を造り付けました。階段下のスペースも有効に使い、埋め込みの収納棚を設けています。
本好きのための本棚空間(右下写真)
  • たくさん本があり、たっぷり収納できる本棚が欲しいというご要望がありました。
  • そこで、LDK壁いっぱいと階段脇の壁面に本棚を造り付けました。窓下にはカウンターを設け、書き物や読書に使用できるようにしました。
  • 家具も本棚や壁の雰囲気に合わせ、作っています。


「わがまま」が叶う家づくりのために

せっかく建てる別荘・住宅ならば、後悔のない家づくりをしたいですよね。

施工会社やハウスメーカーはそれぞれ、掲げているコンセプトや得意不得意には違いがあります。家づくりで叶えたいことの優先順位を決めて、相性の良いパートナーをぜひ見つけてください。

わたしたちセイケンハウスは「セイケンハウスらしさ」よりも、「施主様らしさ」を大切にしています。そのため、施主様のご希望や理想を家づくりに反映することを得意としています。こだわりを持っていらっしゃる方、理想のカスタマイズをしたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。